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☆一話完結特殊恋愛物語☆「恐い!恐い!恐いですねぇ」
夜の果樹園
◆49才
◆
1969(昭和44)年
1月3日
生
(山羊座)
◆
O型
◆
瀬戸/春日井/小牧/犬山近辺
在住
/勤務/出身
◆
会社員
◆
年収 500万円以上
◆
不定期休み
◆
家族と同居
◆
独身
◆
一人っ子
◆離婚
×1
◆子供無し
◆
車有り
◆
お酒を飲める
◆
喫煙する
◆
178cm
70kg
/
普通体型
/
◆
黒髪
◆
黒目
◆
ドラゴンズファン
◆
ギャンブルしない
◆趣味・興味:
音楽
,
映画/ビデオ
,
書籍/雑誌
,
アウトドア
,
美術館
,
国内旅行
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頑張って書きますから読んでくださいね(*^_^*)応援のメールとかもらえたら嬉しいし励みになるんだけど…お願いします!!
2018年4月
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最初の日記
全部で104日記
恐い!恐い!恐いですねぇ
目覚めると、美穂が枕元に正座して微笑んでいた…。
「おはよう。昨夜はずいぶんと楽しんだみたいね……」
「あれ?なんでオマエが、ここにいるの?」
「私が借りてる家だもん。別に私がいても不思議じゃないでしょ」
「だって……オマエ鬼怒川温泉に行くって聞いたから…」
「あらっ!!それこそ不思議だわ…。だって、妹にしか話してないのに、なんで貴方が知っているのかしら…。これって私の記憶違い?」
迂闊だった…。そうだ!俺は昨夜、彼女の妹、香奈ちゃんと遊んで、酒飲んで、一緒に寝たんじゃないかぁー!!
香奈ちゃんは、どうやら先に帰ったみたいで、俺の隣にはいないけど……。
ともすれば、この状況は、まだ誤魔化しきれる可能性大だ!!
「いやぁ~。たまたまオマエの妹に聞いてさぁ~。退屈するのもアレだったし…だから男友達を喚んで遊んじゃった!!ごめんなぁ。オマエに断りもなしに友達を家に入れてさ」
「へぇ~そうなんだ……。だから、テーブルにワインの飲みかけとか、ピザの食べかけがあったんだぁ~!!」
「
そうなんだよ
!!」
いけるぞー!!寝起きなのに俺の脳みそフル回転だぁー!!
「でもねぇ……まだ、不思議なことがあるのよ……。ゴミ箱にね、中身がドップリ入った使用済み避妊具が三つもあるんだけど……あれってなに?」
「おおっと!!そんな物がありましたかぁ~!う~ん…。察するに、俺が寝た後にですね、友達が部屋を汚さない様、避妊具を使用して、自慰に耽ったんじゃないかと思うのですが……多分」
「へぇ~そうなんだ……。几帳面な友達ね……。じゃあ、そこの壁に掛かっている、私のじゃない…。でも見覚えのある白のワンピースは、なんなのかしら…。あと、玄関にも見覚えのあるミュールがあったんだけど……不思議ねっ!!」
「おぉぉ~!!それはですね、なんなんでしょうかぁ!?」
香奈ちゃんは、この家にまだいるんだぁー!!いったい何処に隠れてるんだ?
いや、それよりもだ、これは美穂にバレてるかも………。じゃなくってぇーバレてるんだよ!!もうよぉー確実に…。
俺も逃げないとなぁ…でも裸だし。そうだぁ!!ユニットバスの中に一時退却してだな、今後のプランを深く考えるんだ!!それしかないだろう。
「ワンピースとかミュールなんてのは、どれも似たものが多いからなぁ……あはははは。俺さぁ、腹いたいからトイレに行くわ」
「そう……」
よしっ!!自然だ!!いかにも普通にトイレに行く…。この危機的状況で、ナイス演技ができたんじゃないかぁ!!俺って演技派かも??
俺は、美穂のピリピリとした視線を背後から受けながら、ユニットバスのドアを開けようとした……が。
だけど、ドアのノブが動かない!!なんで、なんで!!
「あれっ……おかしいな?おかしいな?」
「そうよねぇ。おかしいよねぇ……。壊れているのかな?それとも、もしかしたら裸の女でも、隠れているのかしらねぇ……。しかも、その女ってのがさ、女子大生で、茶髪で、私の身内だったりしたら……面白くない?」
「いやぁ~。そ、そ、そ、それは、どうなんでしょうか?いやぁ~。本当に今日は良い天気だなぁ。あはははん♪」
俺は、ユニットバスの中にいるだろうと思われる、香奈ちゃんに小声で助けを求めた!!
「アケテ…アケテ」
「ムリ!!ゼッタイ、ムリ!!」
「タノムカラ」
「コロサレルカラ、ムリ!!」
そんな様子を見ていた美穂が、ゆっくりと立ち上がり、そして俺の方に近づいて来た……。
開けードア!!…開けードア!!
「あらっ……中に誰かいるのかしら?」
「いや、そうじゃなくて、ドアは壊れてるんだけど……中に虫がいるみたいでさぁー。もう、ブンブン飛んでるわけ」
「そう……。それじゃキッチンの通風口からホースを通して、ユニットバスの中にバルサンの煙でも入れないとねぇ……香奈も、そう思うでしょー!!香奈!!今すぐ出てきなさいぃ!!」
恐い…。恐いです俺…。
瀬戸/春日井/小牧/犬山近辺にて
2006・7・10 Mon
「
そうなんだよ
」
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