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◆49才 1969(昭和44)年1月3日(山羊座) O型 瀬戸/春日井/小牧/犬山近辺在住/勤務/出身 会社員 年収 500万円以上 不定期休み 家族と同居 独身 一人っ子 ◆離婚×1 ◆子供無し 車有り お酒を飲める 喫煙する 178cm 70kg /普通体型 / 黒髪 黒目 ドラゴンズファン ギャンブルしない
◆趣味・興味: 音楽, 映画/ビデオ, 書籍/雑誌, アウトドア, 美術館, 国内旅行
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疾走する救急車!マッハ55号病院小説系日記
第05話[患者の名は渡さん]

千香チャンのメールを、もう私は何度、読んだんだろう……。

やはり患者は、脳死状態にあって、今していることは、無駄な努力なのかもしれない……。

私は、そんな諦め気分に陥りそうになっていた……。

しかし、その時!!私の目の前で、信じられない奇跡が起きた!!

「ち、千香……そこに……いるのか?」

患者の口から、娘を気に掛ける声が聞こえた!!

私は咄嗟に“はい!!”と言ってしまいそうだったが、、竜二先輩が私の襟首を掴んで、それを止めた。

「まだ、患者を安心させちゃダメ!死んじゃうよ!!このまま混濁しててもいいから、意識レベルを保つんだ!!わかったね!虎ちゃん!!」

はい……虎子、了解です!」

確かにそうだ!!もし、思い残すことがなかったら、この患者は、そのまま静かに息を引き取りかねない…。

迂闊だなぁ…私って……。

「渡さん聞こえますか!!今、あなたは救急車の中にいます!!交通事故に巻き込まれたんです!!怪我は……軽度だから、千香チャンの誕生日にも間に合います!!だから……だから頑張ってください!お願いだから頑張って!!」

「そう……ですか……頑張れば……千香に……会えるんですね」

はい!!頑張らないと会えませんよ!!……班長ぉー!!患者の意識が回復したんです!!いつまでもチンタラ走ってないで、マッハ55号を疾走させて下さぁーい!!」

班長にどう思われたって、かまいやしない!!私は千香チャンのために、このパパを死なせるわけには、いかないんだ!!

「言うじゃないかぁー虎子!!いいだろう……。俺の命懸けの本気ってのを見せてやろうじゃないかぁー!!竜二!例のCDを用意しろっ!!」

「チョツト待って下さぁーい!!今、本署から緊急通信が入りましたぁ!!」

緊急通信って何??せっかく、いい状態で、患者を病院まで搬送することが出来るのに……。

竜二先輩はレシーバーを耳に当て、速記のような早さでメモを取る……。

そして、私たちは、過酷な現実を知るのであった。

「本署から伝達!!搬送先の救急病院が、受け入れ拒否とのことです…。どうやら、外科医の手が足りないようで……」

「なんだと!!あと、病院まで1キロもないんだぞー!!それなのに受け入れ拒否なのかぁー!!畜生!!」

私たちの努力は本当に報われるのか……

そんな不安を過らせる本署からの緊急通信だった。

               【続く
   瀬戸/春日井/小牧/犬山近辺にて
2006・7・19  Wed
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疾走する救急車!マッハ55号病院小説系日記
第04話[千香チャンの誕生日!]

瀕死の患者を乗せ、前輪を浮かせながら急発進をするマッハ55号……。

「竜二、曲をZZのサムライブルーに変更してくれ!!」

「先輩…本気モードですねぇ」

「あたりまえだ!!さぁーゆけぇ!!サムライブゥルッ♪ってな」

マッハ55号のエンジン音は『カァァァァァーーーン!』から『キィィィィィーーーン!』へと変わった!!

さすがに空を飛んだりは、しないのだろうけど……今の速度は、飛行機が離陸する寸前みたい!!

「虎子、患者の容体はどうなってる?」

「心拍は、いまだ安定せず!!意識不明の状態が続いてます!!」

「チィッ!!虎子……患者の服を調べて、携帯か手帳をさがしだせ!!」

「虎子、了解!……でも、なんで?」

「お前は考えるな!考えるのは俺の仕事!!早くさがしだせっ!!」

「虎子、了解!!」

私は、血で汚れた背広のポケットに手を入れてみる。

携帯か……手帳……。

おっ!!この小さくて固い感触は……

「班長、ありましたよ!!携帯です。携帯!!」

「よしっ!!それじゃ、携帯のメールを調べて、身内か恋人。または愛人でもいいから、大切な誰かをさがせ!!」

「虎子……了解!!」

了解じゃないって!!個人情報保護法にふれ……

「あっ!!電話で患者に呼び掛けてもらうつもりなんですね!!それで意識回復を狙うんだ。そうですね班長!!」

「違う!!もし、呼び掛けてもらっている最中に、患者が亡くなったら、どうする…。呼び掛けた身内は一生のトラウマ背負っちまうだろうが!」

「だったら、調べてどうするんですか?」

「いいから早く、心にビリビリくるようなメールをさがしてみろ!!」

私は、班長の意図がわからないまま、この患者さんにとって、一番大切な人のメールを必死に次から次へと調べた!!

あっ!!この題名のメールなら、いけるかも…

『だいすきなパパへ』

どっちの「パパ」なんだろうか?大人の事情っぽいメールだったら嫌だな……。

だけど、本文を読んでみて、そのメールが愛人からではなく、実の娘からだったことを知る私……。

「班長……。心にビリビリくるメールありました。娘さんからのメールです…。しかも、まだ未開封でした」

「お前が、患者の耳元で読んでやれ……娘になりきってな!!」

了解!!」

不思議と、それが当然の様に思えた……。

いや、絶対に伝えないとダメだ!!娘さんの気持ちを、私から、このパパに……

「竜二先輩、音楽を止めてください」

「竜二、了解!!虎ちゃん頑張ってね!!」

私は患者の耳元に口を寄せ、そして静かに、感情を込めてメールを読んであげた。

「大好きなパパへ……。
あのねパパ。昨日は、私の誕生会だったんだよ。
施設の寮母さんと友達が、いっぱい祝ってくれたよ。今日はパパが祝ってくれる日だよねぇ。楽しみだなぁ。あっそうだ!!
プレゼントは忘れてもいいけど、ママの写真は忘れちゃダメだよ!!
ママに見てもらうんだ。千香が、大きくなった姿を……天国からじゃ遠くて……」

最後まで、読めない……。

でも、患者の意識が戻るまで、何度も読んであげないと……

「虎子……このパパだけは絶対に死なせるなよ」

班長が号泣しながら、私に、そう指示した。

「虎子、了解!!」

      【続く
   瀬戸/春日井/小牧/犬山近辺にて
2006・7・9  Sun
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疾走する救急車!マッハ55号病院小説系日記
第03話[吐いても、助けろ!]

パトカーと事故車と血だらけの被害者……。

そして、邪魔なヤジ馬連中!!

できます!!』って班長には、言ったけど、こんな状況での救急活動なんて適性研修で習ってない……。

それに、適性研修で救った命は模擬人形だったし…。あんな多量出血の人間を私が救えるの……。

今すぐ、患者のもとに走らなきゃいけないのに、足がすくんで動けない!!

もしかしたら、もう死んでるかもしれない!!

恐い……。

気持ち悪い……。

血の臭いがキツイ……。

やっぱり駄目だ!吐きそう!

そんな私を心配そうに見る竜二先輩。

「班長!!虎ちゃんが血の臭いに酔ってます…。顔の色も真っ青ですし…僕が救命員を担当しますよ!!」

「馬鹿野郎!!虎子を甘やかすなぁー竜二!!」

今まで警察と話していた班長が、急いで私のところまで駆け寄ってきた!!

怒られるの嫌だ……。でも、逃げられない!!足が動かない!!

班長は私の目の前に立ち、弱い力で私の頬を叩いた!!そして、サングラスを取り、私の両肩をギュッと握る!!

痛くはないけど……何が、何だかわかんないよ!!

「いいか、俺の言うことをよく聞け………初出動で血が恐かったり、酔ったりすることは誰にでもあることなんだ!!適性とか性別は関係ない!!だから、この状況から逃げるな虎子!!吐きながらでもいい!!人命救助に撤するんだ!!できるな!!」

はい……ありがとうございます。できます。今度は本当に、ちゃんとできます

「よし!それじゃ頑張るんだぞ………。竜二!!虎子は、もう大丈夫だ!補佐を頼む!!」

はい!!了解しました!!」

落ち着け!!あの性格悪の班長が心配するぐらい、今の私は気が動転してるんだ!!

まずは……何をするかを考えろ!!考えろ!!

「……竜二先輩、まず頭部の出血をガーゼで止めてください!!私は気道確保後、気道の異物確認をします!!」

「竜二、了解!!」

私は、道路に横たわる患者の顔もとに座り気道確保を実施するが………すでに息が止まっていた!!

胸に耳を当てても心音が聞こえない!!

「竜二先輩……心停止してる……どうしよう」

「あきらめちゃ駄目!!すぐに心臓マッサージを開始!!」

はい!!」

そうだ!!救命隊員の基本じゃないか!!諦めちゃ駄目なんだ!!適性研修で何度も練習した蘇生技術を実施するんだ!!必ず蘇生させてみせる!!

「班長、患者が心停止のため、蘇生手段に移行します!!」

「了解だー!!いいか虎子!!心臓マッサージは、さっきのリズムで実施するんだ!!」

「さっきのリズム?」

「キャプテンストライダムの風船ガムだ!!あのリズムが一番、蘇生率が高い!!アバラの骨を二、三本折ってもいいから、あのビートを力強く患者の心臓に刻んでやれ!!」

「虎子、了解です!!」

1、2、3…。1、2、3…。1、2、3…。1、2、3…。1、2、3…。1、2、3…。1、2、3…。1、2、3…。1、2、3…。1、2、……あっ!!

帰ってきたよ!!

命が、体に帰ってきた!!

まだ弱々しいけど、ちゃんと心音が鳴ってる!!

「竜二先輩!!」

「うん!!頑張ったね!!さぁ班長にすぐ報告して」

はい!!……班長、蘇生成功です!!ただちに患者をストレッチャーに乗せます!!マッハ55号の運転準備に移行して下さい!!」

「扶桑谷、了解!!患者を、ただちに乗せ、小牧市民病院にMAX走行だぁー!!」

ある種の達成感に満足する私だったけど……

救急隊員の仕事とは、ここからが本番なのだと、この後に知る私だった……。

      【続く
  
2006・7・5  Wed
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疾走する救急車!マッハ55号病院小説系日記
第02話[農道疾走!マッハ55号]

救急隊員は採用試験を合格しても、適性研修があって、そのカリキュラムには、救急車の車両整備も含まれているのね。

それで、普通の女性よりも少しは車について詳しいから、わかるんだけど……

いま私が聞いている、この救急車の『カアァァァァーーーン!!』と鳴るエンジン音は、かなり普通じゃないの!!

車窓から見える風景は、新幹線にでも乗ってるんじゃないの??ってぐらいの速さで流れていくし。いったい、どれぐらいのスピードを出して走行しているのよ?

しかも、渋滞を避けるためとはいえ、いま走っている、この道は、幅の狭い農道なのよ!!いつ、青々とした田んぼに落ちるか不安でしょうがないんだけど……

でも、後部座席で私と一緒に座っている竜二(仮名?らしいけど…)さんは、慌てる様子もなく……

ただ、キャプテンストライダムの曲にあわせて体を揺らしているだけ(ノンキすぎるよ!)たぶん、これが通常で特別なことじゃないんだ……。

「竜二先輩………」

「なに?虎ちゃん」

そうかぁ。もう、私の名前は虎子なんだ。なんでかなぁ……。

「…この救急車って、もしかしたら改造車じゃありませんか?」

「もしかしなくても、そうだよぉ。速く走れたり、便利な機能を付け足したりで、かなりイジッてる感じ!!」

「それって問題になりません?車検とかどうしてるんです?」    

「大丈夫だよぉ。救急車を引き止める警察はいないしぃ、車検は消防所長の親戚の工場で受けているから!!」

そうですか……

大丈夫ってのは、バレないよって意味なのね……。

「それと、この音楽どうにかなりません?かなりボリューム大きいんですけど……」

「ちょっと無理かなぁ……。だって、調整ツマミを瞬間接着剤で固定しちゃってるから…。班長がさぁ、好きな音楽をフル・ボリュームで聴くとマッハ55号のスピードがMAXになるって言うんだよぉ」

「マッハ55号って……?」

「この救急車の名前だよぉ」

可哀相な救急車……。

あっちこっち改造されたあげくに変な名前まで付けられちゃって……。さぞかし、苦労してきてるんだろう。これからは私が労ってあげるからね!頑張れマッハ55号!!

「オマエラ!もうすぐで現場に到着するぞー!!医療器具の点検と準備にかかれー!!」

「竜二、了解です!!」

「………虎子、了解!!」

我慢だ!!我慢するんだ友子……。

「虎子、口頭点検します。よろしいですか!!」

「竜二、確認します!!」

「酸素ボンベ異常なし!!マスク、ホースともに異常なし!!ストレッチャーの寝台、車輪、レールともに異常なし!!出動前点検された医療セット未開封のままで異常なし!!虎子、口頭点検終了です!!」

「竜二、確認終了です!!」

「よし!!こちらも現場到着だー!マッハ55号停止するぞー!!虎子、後部ハッチ開けろー!!竜二はストレッチャーを押し出せー!」

「虎子、後部ハッチ……ヒドイ!!」

後部ハッチを開けた瞬間、私は血の臭いと、現場の惨状に絶句してしまった……。

「虎ちゃん、しっかりして!」

「あっ……はい…竜二先輩」

「虎子!!早く降りろー!!患者の状態を把握するんだー!!やっぱり女のオマエじゃ無理なのかー!!どうなんだー!!」

できます!!」

頑張れ私!!これぐらいのことでビビるな!!救命隊員が血を恐れてどうする!!しっかりしろ!!頑張れ!頑張れ!

「虎子…患者の状態把握に……いきまぁーっす!!」

              【続く
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2006・7・4  Tue
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疾走する救急車・マッハ55号病院小説系日記
第01話[C班!緊急出撃せよ]

小さい頃から救急車を見ると「乗ってみたい!女性救急隊員になりたい!」と思っていた……。

女の子にしては、ちょっと無謀すぎる夢だけど…でも大人になっても、その夢を諦めきれずにいた私。

そして、ついに……

愛知県では二人目の女性救急隊員として、小口市の丹波署に配属されることが決まった。やったね!!

丹波署の救急班には、A班・B班・C班の三班があって、各班編成は、運転員・救命員・補佐員の三人で構成されているの。

そして私は、その三班の中のC班に編入されたのだけど……


「おはようございます!今日から丹波署の救急班に配属になりました荒川友子です。よろしくお願いします!!」

私は、救急車が入れられている格納庫で、だらしなく座るC班の扶桑谷班長に印象よく挨拶をした。しかし、班長はサングラスをずらし、私の顔を一瞥してから一言……。

「さえねぇ名前だなぁ……」

と、のたまりやがった……。

確かに、友子なんて名前は平凡で冴えない名前だろうけど…でも、なんで初対面の班長に(しかも、救急隊員としては不謹慎なサングラス男にだよ!)そこまで言われないかんの!!

でも相手は班長だ…。反発したりするのは厳禁!!ここは我慢、我慢……。

だが……班長の理解不能な暴言は、それだけでは留まらず更に続きやがった!!

「だいたい、男女平等だとか言って、こんな世界にまで進出してくる女…俺は嫌いだね……人命救助ごっこがやりたいんなら看護師にでも、なりゃいいんだよ」

なっ!!」

今までにだって、性格の悪い男は、彼氏や先生にもいたけど…ここまで度し難い男尊女卑の馬鹿男は初めてだ!!

もう切れた!!だんぜん切れた!!

「この…………腐れ脳ミソ男」

「はぁーん……班長の俺様に向かって、その口のききかたは何だぁー!!」

急に立ち上がり、私を見下ろす格好で、声を張り上げる班長!!

ふん!!そんなんで恐がると思ったら大間違いよ!!

小学生の頃からアル中だった父を見てきた私にしたら、そんなのチャライ!チャライ!

しかし、そんな睨み合いを続ける私たちの背後から

「はぁ~い!!二人とも、そこまでにしといて下さいよ」

と、そんなトボケタ声が聞こえてきた。

振り向くと、温和な表情をした男性が、ひとり立っている。

「いくら現場急行がないからって新人にヤツアタリしちゃ駄目ですよぉ…。ごめんね、友子ちゃん…。うちの班長はさぁ、現場急行がないと、すぐにイライラしちゃう人なんだぁ」

「はぁ……」

「竜二!!いらんこと喋るんじゃない!!だいたい、この友子って女は………オッ!!」

その時、耳に激しく突き刺すような警報音がなった!!

そして次に署内の緊急伝達放送が!!

『国道41号線、中小口交差点にて乗用車と歩行者の人身事故発生!!状況はレベルE!被害者は男性で頭部挫傷にて多量出血!!緊急搬送の必要性あり!!ただちにC班は現場に急行せよ!!』

私の初出動だ……。しかも、状況は被害者の命が危ないレベルE……。私に被害者を救えるの?

いや、大丈夫……。私はまだ補佐員の担当だと思うし。

「これだよ……。これなんだよ!!ついに来たぜ…………竜二!!オマエは補佐員として、虎子のバックアップだ!!虎子は救命員!!そして俺様は当然ドライバー!!文句ないよな!!」

「あの……ここには、私と班長と竜二さんしかいないんですけど……虎子って誰なんですか?」

「それねぇ……友子ちゃんの新しい名前だと思うよぉ……。僕もホントはねぇ竜二じゃないんだぁー。面白いよねぇ」

「はぁいぃ??」

なんで私の名前が虎子になっちゃうの??しかも、なんでこの人、班長に名前を変えられて平気でいられるの

「なにやってる!!早く乗れ!乗れ!出撃だぞ!!」

「出撃じゃなくてぇ、出動ですってばぁ班長。そうそう、今日は何を聴きますかぁ?」

「キャプテンストライダムの風船ガムに決まってるぜ!!」

「いいですねぇ!!」

おかしい……この二人は確実に頭がおかしい!!新人の私を救命員の担当にしたり、出動前に救急車の中で聴く音楽の話をしたり……。

絶対に無理だ!!私たち三人で人命救助なんて……。

      【続く
  
2006・7・3  Mon
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